雛人形下見レポート
父が孫娘に雛人形を買ってやりたいと、静岡にある老舗人形屋のパンフレットを持ってきてくれた。
HPを覗いてみると、書斎や玄関、リビングやダイニングなど、和室がない今風の家屋でも飾れるように部屋ごとのコーディネートが載っていて面白い。
買いなおし出来ないものだから、高くてもちゃんとしたものを選びたいな~、
実物をいくつか見て、見る目を肥やしてから選びたいな~、と
都民共済、トイザラス、西武デパートに足を運んで直接いくつか展示をみて回ることにしました。
入会者は相場の半額程度で購入できるそうです。
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狙いは自分もそうだった、お内裏様とお雛様の親王飾り。
一番高いものでも10万円強なので価格帯は非常にリーズナブル。私が気に入ったのは写真の二点。どちらも小物が少なく、人形が引き立つデザインのもの。
右のデザインは愛娘に与えるには少し地味すぎるかもだけど、シックな色合いだからホテルや料亭で飾られていたら素敵。商工会議所章も受賞したらしい。
左のものは都民共済で一番人気のもので、すぐに在庫もなくなりそうとのこと。
改めて、雛祭り・雛人形って文化としても工芸品としても素敵。
②トイザラス
悪くはないのだけど展示品のカラーから、購買層が若い人が多いのだろうなーという印象。価格帯は3~20万円。
展示数が都民共済より多かったので、色々なパターンを見比べて吟味することができたのが良かった。
淡色基調のものや、ガラスケースタイプは好みではないな、と。
そのまましまえて「便利じゃん!」と最初は思った収納飾りも、少し心離れてくる。
昨年見た東武の雛人形売り場の方が高級感あったかな。
価格帯は10~100万円で主流は20万円前後の親王飾り。
意外と売り場は小さくて5段飾りや3段飾りのものはほとんど置いてなかった。時代だね。
小物類はほとんど省かれているけど、この立ち雛が一番綺麗なお顔をして一目惚れ。
さすが「顔が命」の吉徳大光。
西武・そごうも一押しらしく「格調高く存在感溢れる一品」との太鼓判。
確かに親王飾りなのに大きくて存在感が半端ない・・・。うちには置くスペースあるかしら。
いろいろ見て感想は、
- 同じ価格帯なら段飾りよりも親王飾りの方が気品があって良い
- 小物が多いとチープ感が出る。
- 両脇に造花はいらないのに、殆どついてくる。
- 個人的には花<ぼんぼりなのに、展示品だと花>ぼんぼりでぼんぼりのない雛人形が多い。ぼんぼりもシンプルな方がタイプ。
- 全体的に金×黒×赤の正統派が一番しっくり来る。
- 立ち雛か座り雛かはあまり争点ではない。立ち雛の方が小物が減るから結果として人形本体にお金がかけらてる感じがするけど。
- 最終予算は10~25万円位で検討。
といったところ。
帰って夫にパンフレットと一緒に報告すると、男兄弟で育った為に雛人形に関しては見る目が全くなく任せるとのこと。
よっしゃー。
いくつか上の自分の勘所を伝えると「なるほど!そんな違いがあるのか!」と驚いた様子。
へへん。
物知りの夫より詳しい分野が増えるのは育児の隠れ楽しいポイントである(笑)
今まで詳しくなかった分野・社会問題・行事に見聞する機会が増えていくのもまた、楽しからずや。
イタズラといい、甘え泣きといい、怪我を恐れない勇敢(無謀)な行動といい、昼寝時間が減って遊ぶ時間が増えて、育児生活ど真ん中なこの頃。
— たこひろこ (@takohiroko) January 8, 2015