ITペンギンの子育て日記

外資IT企業に勤めるアラサー、二児の母。悶々と迷い事絶えない性格でしたが、娘が産まれてから物事を肯定的に捉えられるように変わった気がします。日々感謝。

処方箋は「みんな、そう」

34週と4日目。
昨晩からお腹がはって異様に手足の先が熱を帯びる。
若干の吐き気とヨガすらやる気がでない倦怠感。夜も手足のほてりから殆ど寝られず、熱い熱いとまだ五月の半ばだというのにかけ布団を全てはいでしまう。

明け方は体全身が冷えて、症状悪化。

いよいよ、これは妊娠なんとか病か?まさか切迫早産で入院?と居ても立ってもいられなくなり、金曜予定であった妊婦検診の予約を今日にくりあげて産婦人科に行くことにした。

 

我が家のGoogle先生こと夫は「自律神経が乱れているんだよ」と仰って颯爽と会社に行かれた。

それもさりありなん。

ちょっと調べてみると出るわ出るわ、、「妊娠後期の体の火照り」症状。まとめるとこんな感じ。

 

①体の中心の腹部が圧迫されて血の巡りが悪くなりやすく、渋滞を起こした気血が熱となって表れる。手足や顔のほてりは、冷えが更に進行した状態。

→夏で暑苦しい季節でも、体を冷やし過ぎないように・・・と言われていたのはこのことだったのですね。熱がりの私は最近薄着で寝ていたのでそれが原因かも。

②ホルモンバランスが崩れて、自律神経が乱れている。
→主人に言われたことですね。さすが家庭ドクター。

①、②あわせるとヨガをちゃんとやって、体の血の巡りをよくしてあげるのが大事そうなのだけど、あまりに貧血もひどいので今日の分はキャンセルした。

(以前に開始10分で脳貧血おこしたこともあったのでね・・・)

 

で、入念に下調べをして産婦人科に言ったら、①②のことをまんま言われたw

「こんなにお腹が大きくなっているんですから。よくあることですよー。」

はい、そうですよね(^^;

平日に行くとおじいちゃん先生が、土曜日に行くと若い息子先生が診てくれる。

おじいちゃん先生はいつも「大丈夫ですよー」とのほほんな感じの診察。息子先生もかな?

でも、ネットや雑誌で「あーこの症状だーきっとそうだー」なんて調べても何も解決しないけど、先生に「みんなそうなんですよー」と言っていただけると安堵する。

 

これが都度都度「じゃあ張り止めのお薬を出しましょう」とか「じゃあ今日は一日安静にしていてください」「不安だったら入院します?」なんて妊婦の心配に答えるような対応しちゃうとお互い大変だ。

 

状況を理解する(張り?どこの痛み?)→原因を知る(ホルモンバランス?自律神経?血流?)→問題度合いを図る(危険は?頻度は?他の人は?)⇒安心させる

ネットのおかげで前半は自力で調べることができても、最後のところは専門家に太鼓判を押してもらいたい。

 

レベル感を変えれば、経営状況を理解し、その良し悪しを判断し、原因を分析することまでは現場でもできても最後の太鼓判のところ(改善提案・改革手法)は専門家に力添え貰いたいというのも似ているのかな。
 
結論は出ているけど、最後の踏ん切りだけは自分を良く知る人(恋人・親友・親etc...)に背中を押して欲しいケースとか。
 
 
そんなわけで今日は一日安静にすごしましたとさ。

お供はこちら。山崎豊子の「二つの祖国」。

二つの祖国〈上〉 (新潮文庫)

二つの祖国〈上〉 (新潮文庫)

 

 これについては内容がHeavyになるのでまた後日。