ITペンギンの子育て日記

外資IT企業に勤めるアラサー、二児の母。悶々と迷い事絶えない性格でしたが、娘が産まれてから物事を肯定的に捉えられるように変わった気がします。日々感謝。

産後3日目、子宮について考えること(駄)

産後3日目。
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夜間22〜7時は赤ちゃんを預かって貰うことができるので、眠れない時はスピッツをベットで聴いています。

歌詞が「好きだわ愛してる会いたいの」などと具体的じゃなくて曖昧なのが丁度いい。

 

毎日食堂で新しいママさんとお話するのが楽しい。

お世話になってる加塚医院は家族経営の個人院で一日にお産が0〜3件。土日も外来を受け付けているのでお仕事されてるママさんも多くて、色んな話を聞けます。

5月復帰に向けて病室でもう仕事の打ち合わせを始めているパワフルママさんもいます。

 

産後のハイで独特な感性は期間限定なので、色々記録して後々に読み返すと面白いです。

 

妊娠出産はやはり自分の体がこくこくと変わっていくのを感じたり、自分の意思に関係なく胎児が育ったり産まれてくる神秘に、なんて面白くできてるんだろう素晴らしいんだろうと毎日考え巡らせます。

まぁ、生物学的には人間のお産はとてもコスパ悪いみたいだけど。

 

最近の流行りは子宮の擬人化(笑)

お産そのものも助産師さんと子宮の会話で進んだようなもの。

私本体は置いてけぼり。

モニターに表示されるtoco値(子宮の収縮度や即ち痛みの強さ)やその頻度は子宮からの状況報告。

私本体の意見よりも子宮の報告が優先される(当たり前だけど)

 

子宮は予定日超過して以来、胎盤機能や環境が劣化して赤ちゃんが苦しまないように細心の注意を払って最適な別れの日をずっと考えてきてくれた。

(私はその間、食べ歩いたり遊んだりイイ気なもん)

 

いざ赤ちゃんを送り出す時も、自ら悪者になって本体に臨死的な痛みを強いながらも自分の使命のために赤ちゃんを押し出す。

たとえ本体から嫌われようが憎まれようが。

(ヒーローですね!)

 

最後に胎盤が溢れ出る時も、「あばよ坊や。お前はもう一人でも生きていける。達者でな」と言わんばかりの潔さ。最後まで務めを果たし、自分はボロボロに。

(あれ…男らしい…)

 

毎月の煩わしい生理もこれまでは憎くて仕方なかったけれど、いつ赤ちゃんが宿っても守ってあげられるように用意してくれていたんだねと思うと、あなたはなんて優しい嫌われ者なんでしょう。と。

 

…ハイですね。

でも今しか出来ない思考回路なので記念記録。

母体の回復状況をみる退院検診もあり、どうしても子宮のことばかり考えてしまうし。

 

今日は3週間ぶりに上の子に会えます。おばあちゃんちで花嫁修行を受けて大分成長しているみたい。

産後のママにお見舞いに来ている子供達が、夜に「ママと離れたくない!」と泣いて帰される様子に連日貰い泣き。

 娘に会ったら、離れる時間になったら、きっと私も泣いてしまう。

 

新生児も可愛いけど、寂しさを堪えて我慢してる2歳児も更なり。