第二子出産体験記
次女のお宮参りも無事に終えて、二児育児生活にも慣れてきました。
そろそろ記憶が朧気になってきたので、出産のことを書き留めてみます。
■分娩第1期■
前の晩からお腹に不快感があって、ドキドキしながら眠りについたものの気づいたら朝を迎えていました。
朝食は普段通り夫と食べて、こっそり陣痛アプリを立ち上げ。【8:20】
予定日超過すること6日目だったので、心配する夫を大丈夫だからと送り出し、
おおよそ15分間隔になっているのを確認して、加塚医院と陣痛タクシーに電話。
入院セットをまとめて、破水対策に夜用ナプキンをあててタオルを手にもってタクシーで病院に移動。【9:05】
LDR室で内診してそのまま入院となった旨を夫に連絡。【9:30】
このあたりから陣痛が6~7分間隔になってくるけれど耐えられる痛さ。
第一子の時はこの間隔の時にはもっと痛かった気がして、もしかして二人目は痛みも弱まってる?などと妄想するも、後にそれは裏切られる。
夫がLDR室に到着し、荷物の整理や状況を説明する。【10時頃】
(陣痛アプリの立ち上げに気づいていて、会社に到着後もコートも脱がず、私からの連絡を待っていたようです。。)
次第に3分間隔の陣痛になるも、また6分間隔に戻る。
夫はスマホでtoco値について調べながら、私の陣痛のtoco値の変動を見てマッサージしていた模様(後日談)
12時頃、お昼ご飯がLDR室に届くもまさかのカルボナーラ…デザートの果物のみ食べて残りは夫に。トイレが近くなるのを恐れてジュースも飲めず。
陣痛中に飲んだお水も500mlペットボトルの半分以下だった。
第一子の出産を思い出し、きっと14時前には産んでいるはず、あと2時間以内にはこの痛みも終わっているはずと自分を奮い立たせる。
■分娩第2期■
13時半頃、便意を感じてトイレに行く。
便通はなく、これはいきみたい方だと思い、戻ってから助産師さんに「いきみたいです…」と伝える。子宮口を見てもらうと全開。陣痛のタイミングで内診されるのできつい。。「ではいきみましょう」と分娩準備が始まる。
前回のように夫がエプロンのようなものに着替えることはなかったのは有難かった。
(この時ばかりはそんなことに手間とるなとガルガルしてしまうほど余裕がないので…)
分娩仕様に台が少し傾けられてレバーを握らされる。レバーに手を届かせるのも辛い。
陣痛の波に挟まれながら、タイミングを合わせていきむ。
最初の数回はのけぞってしまって空振り。
前傾姿勢で2~3回いきんで、13時49分、破水と同時に長女より大きな泣き声で次女誕生。
■分娩第3期■
一人目の時もそうでしたが、張りつめていたものがないので緊張感のないうめき声をあげてしまう。破れた傷を縫うのはまだ平気でも、お腹を押して胎盤の残りを出す行為では「あうっ!あうっ!いたい、いたい、いたたたたた」と、間の抜けた悲鳴を連発。
次女が産まれてすぐに胎盤本体もでろっと出てきたので、比較的スムーズだったのかと。
でもこちらの産婦人科医の方のブログによると、第三期が一番重要なようですね…。
産後1時間くらいはまだまだ子宮はゆるみやすいので注意深い観察が必要です。
産後出血はその対応が数分遅れただけでも大量の出血となります(数分間で数リットル)。産科はbloody businessといわれるゆえんです。
私の場合は、子宮内に残った出血を押し出して腹部を冷やす程度で終わりました。
母子手帳に分娩による出血量を記載するところがありますが、この時に出血するんですね。陣痛以外は痛みもないので、何処から何で出血するのはわかってなかったです。
中量の出血量でしたが、産後はひどい貧血で歩くことができず、そのままLDR室で娘と一緒に3時間近く休んでいました。
いつ振り返ってもお産というのは大仕事ですね…。
三人目、もしあったとしたら無痛分娩で臨んでみたいです。