心尽くしのおもてなし、お食い初め
生後100日と15日目。
いっちょまえに下の歯も生えてきた娘のお食い初めを義父母宅で行いました。
最初は近所でお食い初め対応してくれるレストランを探していたのだけど、外食だとお金はかかるし、娘を連れて外で食事するのはお宮参りで懲りたしで、手料理でお祝いしようということに。
「ちゃんとした食器なんか持ってないなーどうしようかなー買おうかなー」と、
口に出して困っていたら、狙い通り夫から義母に頼んでくれました(笑)
因みに妊娠中にやっておけば良かったと唯一後悔しているのは、浅草かっぱ橋でちゃんとした食器買い足すこと。今更赤ん坊連れて食器屋行くとか無謀すぎる。
TVやSNSでお勧めされていた、行きたい食器屋さん↓。いつか行きたい。
和食器(陶器、磁器、ガラス、その他)の専門店 / 暮らしのうつわ 花田
でも、肝心なのは器よりも器に盛る料理のレベル。
両家のジジババが揃うしビデオでもカメラでも記録に残る。
そのプレッシャーを感じていたので料理上手の義母が受けてくれたのはとても嬉しかった。
どんなお料理が出てくるのか楽しみにして夫の家に3人で向かった。
<娘のお食い初め御前>
鯛の塩焼き、お赤飯、薩摩芋のポタージュ、紅白うどんのお吸い物、お煮しめ、紅白饅頭、お漬物、梅昆布茶。
鯛料理は塩焼き(右上(の他にもお造り(左上)と昆布絞め(右下)。
鯛は、義父のお友達が釣ってくれたもので一番大きなのは54cmもあった。出生時の娘より大きい・・・!
更に大人用御膳は高級料亭のような豪華なお料理がところ狭しと出てきました。
<大人用秋御膳>
牡蠣と帆立、味噌漬け黄身、胡麻豆腐、白汚し、薩摩芋のポタージュ、牛の大葉巻、天麩羅、海老しんじょうのお吸い物。
少し台所で配膳のお手伝いをしたら、ポストイットだらけ・・・仕込みとても大変だったんだろうな。
「おめでたいから紅白のお饅頭にしちゃった♪」
「昆布結ったのはおじいちゃんなのよ♪」
「秋だから薩摩芋と南瓜を使ってみたの♪」
「胡麻豆腐作ろうとしたのだけど、高野山の美味しい胡麻豆腐貰ったから奮発して出しちゃった♪」
可愛い初孫のお食い初めで、何を作ろう何を出そう、どのお皿を使おうか、どんな味付けにしようか、時間をかけて腕によりをかけて準備してくれたのが思いっきり伝わってきた。
こんなに思いのこめられた手料理をご馳走になるのは初めてかもしれない。
去年の流行語。
正直、その言葉に何か特別なものを感じたり「これぞ日本の魅力」と腹落ちしたりしたことはなかった。
心尽くしのおもてなしがこれほどに人の心を打つものだとは知らなかった。
手料理でも料理じゃなくて他の手段でも、「あなたが大切です」という心を伝えられる技術を身につけたいな。
おばあちゃんの心尽くしのお食い初め御膳。自分にゃ出来ないっす。美味しくてお洒落で旬もおさえてるあ。
ご近所さんに、お嫁さんはプレッシャーねって見抜かれた(^_^;) #2014july_baby pic.twitter.com/05xpyCHD1T
— たこひろこ (@takohiroko) 2014, 10月 26