ITペンギンの子育て日記

外資IT企業に勤めるアラサー、二児の母。悶々と迷い事絶えない性格でしたが、娘が産まれてから物事を肯定的に捉えられるように変わった気がします。日々感謝。

産休中のSNS断ち

生後二週間。

日に日に泣き声は逞しく勇ましく、あやそうと抱きあげると特に悪意はないのだろうけど力強いキックで抵抗される。(いや、本人には抵抗の意図はないのだろうが)

一日に一回、それも相当泣いて気張らないと出来なかったうんちも何回も出来るようになり、
オムツ替え直後の排泄や、オムツ替え中の排泄や、お尻を乾かす為にオムツを外している間の排泄などで母の手を何度も煩わすまで成長しました。

 

ああ、これが育児なんだな…と。

 

これまで若干親バカ気味に「なんて育てやすいいい子なのかしら!こんな子なら何人でも産めるし育てられる!」なんて思っていたのが烏滸がましい。

親が育児Level1なら子もLevel1。

子がおっぱいを糧にすくすくLevel上げていくものだから、親もLevel上げないとやられてしまう。

 

私は自覚ないけれど、夫から既に老け込んだとの指摘。

えっ、それヤバいって(ー ー;)

 

確かに紫外線浴びてマタニティウォーキングしてたせいか、シミが頬に出来ました。

体重は妊娠前+12kgから+6kgまで落ちたものの、皮が余ってぶよぶよなお腹と筋肉が落ちてダルンダルンのお尻から太腿の贅肉が最早おばさんを思わせる。

そして一番お通じがある朝食後に落ち着いてトイレこもれないのと、切れ痔っぽいのとでやや便秘気味(涙)
赤ちゃんのゆるゆるウンチが羨ましい。

とほほ。出産は女性の最誇の友であり敵である。

 

とまぁ、色々不調や育児疲れが溜まってきたなかで産休褥婦にSNSは有害だと気付いたわけです。

 

①独身同期のキラキラ華やかな日常がいつもと変わらず綴られている。
みんなおしゃれースタイルいいー自分の時間を自由に使ってるー。そこにはもう戻れない。そして、誘われなくなる。

 

②仕事で実直に経験値を積み、確かな成長や成功体験を築いている同期や先輩の姿が溢れている。
29歳、社会人も五年目となると転勤や海外留学、面白いプロジェクトなど有能な人から次々と花開いていく。昔は純粋に凄いね!と素直に喜べたのに、頭の片隅で湧くジェラシーのような憧れのような感情。それをいさめてなだめるもう一人の私。諦めるというのは「状況を明らめ、受け入れる」ことなのです。

 

③育児中という共通点があることで、もともとは比較だにしなかったような殿上人と自分を比べて凹んでしまう。

身の丈以上の進学校に通うと、時々こういう凹みイベントが事故的におこります。仕事も一流、家庭も一流、趣味も一流のかつては同じ教室で肩を並べていた同級生達。昔は全てポジティヴな刺激として吸収してこれたけれど、最近は余裕がなくなってきたのかも・・・。それともこれがホルモンバランスの崩れ!?産後鬱!?

 

プライベート、仕事、ママ同士での格差(人としての器)。

慣れない引きこもり生活と育児に疲れ始めたり、産褥期のホルモンバランス崩れたり、ヘルプに来てもらってる筈の母親と衝突し始めるとモヤモヤとアセアセの種になってしまいます。

 ところで物議を醸して打切りになった東京ガスのCMが最近ありました。


東京ガス CM 家族の絆 「母からのエール」篇 - YouTube

「CMはドラマや番組と違って本人の意思に関わらず、無神経に画面に流れてしまうから問題だ」というのが、けしからんと言う人達の主な主張のようです。

これくらいで別に打切りにしなくたっていいじゃん、
これくらいで挫折だ追い討ちだなんてどれだけ軟弱で甘えったらしなのよ戦後の日本男子女子、と私は思っているのですが、
そう言う人達の気持ちが1000分の一だけ分かった気がします。

 

だったらそんなの(CM・SNS)見ないで、もっと有意義な時間に使えばいいこと。

引きこもり育児が寂しくて、SNSについつい繋がりを求めてしまいそうになるけれど、それで得られるもの満たされるものは特にありません。

 

モヤモヤしたり、アセアセしたりするなら尚更自分にとってプラスになる時間を持つべき。ということで、一日手放せなかった携帯を放置してパステル画と向き合う時間を増やしてみます。

 

産後三週間経ったら、また英語リスニングも復活させる。

 

母親ヘルプがある、この一ヶ月はほんとに貴重。

振り返って後悔しないように過ごしましょうっと。