ITペンギンの子育て日記

外資IT企業に勤めるアラサー、二児の母。悶々と迷い事絶えない性格でしたが、娘が産まれてから物事を肯定的に捉えられるように変わった気がします。日々感謝。

【ハーフバースデー】娘が生まれて良かったと思うこと

夫の実家で娘のハーフバースデー。
ケーキは料理上手なおばあちゃんの手作りシフォン。イチゴの顔は私がチョコペンで描きました。
体重は半年で3.3kg→7.8kgで2倍以上、身長も50cm→64cmと2サイズも大きくなった。

おすわりは殆どしないけど、高速ハイハイをマスターしてつかまり立ちもお手の物。
子供のおもちゃよりも大人の持ち物に興味があって、何でも掴んでは口に運ぶ。
早熟すぎる位に発育が良い。

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去年の今頃は、お腹の子供の性別がどうやら女の子らしいと分かって少しだけがっかりした。

自分に兄がいたせいか、一人目は男の子で2人目は女の子が欲しいと、
そんでもって漫画に出てくるような、頼もしいお兄ちゃんと男勝りな妹の兄妹がいいと、漠然と思っていたのだ。

後付けの理由としては、やんちゃな男の子は一緒に遊ぶのにも体力が必要。
男の子なら、両親も祖父母も若い内に第一子として育てるのが良いだろう。
二人目は一人目の育児に慣れて落ち着いてから、育てやすいという女の子が生まれたら良いだろう。

と自分たちでバースプランなんてコントロールできないにもかかわらず、屁理屈こねて真面目に考えていた。

そして傷つきやすい繊細な女の子に育ったらどうしようとか、我が娘ながら気を遣ってしまってギクシャクしないか、などとまた何年も先のことを心配したりもした。

 

職場で徐々に戦力外でなくなっていく不安から、
しっかりとしたキャリアを築いている同性の友人に対して、
自分の不甲斐なさというか自信のなさから来る苦手意識というか
そんな妊娠期特有のナーバスな感情をお腹の子にも感じてしまっていたのかもしれない。

 

娘が生まれてからは、逆に自分のことを肯定的に見られるようになった。
幼少期や学生時代、社会人になってからの自分。

*1これまでは「あの時こうしていれば良かった」とか「もっと頑張れた」とか批判的に昔を振り返ることが多かった。

理想の自分への欲が大きすぎて、卑屈になっていたのかもしれない。
出来ていないことに敏感で、自分より優れている人の後ばかり追っていた。

今、娘に求めることは大きな事故や病気をせず、友達をたくさん作ってのびのび生きて欲しい、といったこと。
自分がひきずっている失敗なんか仮に娘がしても何とも思わない。

そう考えると、
あれ、意外と実は大したことじゃなかったんじゃない?
私って結構頑張ったんじゃない?
なんか私ってば友人に恵まれてるじゃーん、
って、冷静に昔を懐かしむ余裕ができて(笑)

今の自分を満更でもないじゃないと感じている。

娘を育てながら、 まるで娘に肯定してもらっている気分。

他の誰とも比べる必要はないんだよ、失敗したっていいんだよ。

娘が大きくなったら、ちゃんと言葉にして伝えてあげよう。

 

今は言葉が他に見つからない位に娘に溺愛しています。

可愛い!とか、お利口さん!とか、いい子!とか、色んな言葉を娘にかけてるけど、
可愛いから好きだとか、お利口さんだから良い子とかではなくて、
あなたが一番大切で愛おしいから、手を変え品を変え色んな言葉が勝手に出て来るわけです。

 

テレビで「一人じゃないから何も怖くない~」なんて歌が流れていたけれど、一人じゃなくなって逆に怖いことがたくさん増えた。

お出かけ中に災害にあって娘と閉じ込められたらどうしよう。

痴漢や悪い大人からどうやって守ろう、同年代の子供はどんな子か。

10年後、東京はどうなってる?

20年後、日本はどうなってる?なんて。

2015年もどうなるかしら。

 

 

*1:些細なことも黒歴史のように、あーとかぎゃーとか心の中で叫びながら枕に顔を埋めて足バタバタさせながら思い出すことが多かった。アラサー病と言われた。今もちょっとある。